6月21日（日）川崎市中原区にある川崎市中原平和公園で「音楽のまち・かわさき」平和公園コンサートを開催しました！

この企画は新型コロナウイルスでお仕事の機会が著しく減少したアーティストとスタッフに対する支援企画のひとつで、多くの音楽関係者に１日でも早くお仕事の機会を提供するため、緊急事態宣言中からカワサキミュージックキャストが準備を進めてきた企画の一つです。

【企画の趣旨】

新型コロナウイルスの影響により、音楽・芸術分野の活動の機会が大幅に減少し、

多くの音楽家・アーティスト、スタッフが苦境に立たされています。

音楽活動を強制的にストップされるということは、収入面の負担だけでなく

アーティストとして創作活動に取り組むうえで欠かせない“ココロ”の部分にも

暗い影を落とす原因の一つにもなっています。

日々、生の音楽や人に触れることで磨かれるはずの技術や勘などを

維持することも難しい状況が続くことは、現在の自粛期間中だけでなく

その先の未来においても、本来生まれたはずの素晴らしい音楽やコンサートを

失うことにつながるかもしれません。

元通りの生活はまだ先になりそうですが

今できること、許されることを考え、一刻も早くカタチにすることで、

音楽関係者と、音楽を求める人たちを支えていきます。

当企画は「人にとって生の音楽は絶対に必要なもの」であると信じ、

２０２０年６月時点でも安全に実現できるライブコンサートを展開していきます。

こちらの記事は速報として、概要のご報告です。詳細は改めて公開させていただきます。

今回は第１回目ということで神奈川県のガイドライン等を遵守し、できる限りの感染防止対策をとっての運営の検証やスタッフトレーニングの意味合いも兼ねておりましたので、安全上の理由から一切の告知なしでの開催となりました（次回からはホームページやＳＮＳでお知らせします）。

出演者はヴァイオリニストの神山里梨さん、同じくヴァイオリニストの門倉茜さん、ピアニストの中山亜利沙さんの３名で構成するユニット「Lilia（リリア）」。
この特別なコンサートに相応しい素晴らしいアーティストが今回の趣旨に賛同いただき、ご出演いただくこととなりました。
※神山里梨さんは、昨年度よりカワサキミュージックキャストで、主にクラシックジャンルのコンサートコーディネーターとしても活躍いただいています。

本番前に取材を受ける神山里梨さん

事前告知無しでしたが、関係者とたまたま公園を通りかかった方、合わせて延べ約８０名の来場がありました。

広い会場なのでクラシックの楽器もＰＡ（マイクによる集音・拡声）を行います。
プロの技術と機材により、楽器本来の音と響きを損なうことなく会場全体に“生の音楽”を届けます。

全国の施設などでも行われている医療従事者への感謝を表すブルーライトアップを実施しました。
ステージの屋根と壁が美しいブルーに染まりました。

今回の速報は以上とさせていただきます。
実際には新型コロナウイルス感染防止のための対応により１０人以上のスタッフがこれまでに経験の無い業務にあたってくださいました。結果として非常にスムーズな運営を行うことができましたが、この経験は多くの方に伝えていくべきことと考えておりますので、整理した上で公開させていただきます。ノウハウや情報は惜しむことなくイベンターや関係者の方に提供していく方針です。

なお、開催にあたりましては多くの方からご支援・ご協力を賜りました。心より御礼申し上げます。中でも「音楽のまち・かわさき」推進協議会の皆様に多大なご協力をいただきました。本当にありがとうございました！

決して気を抜いてはいけませんが、しっかりと準備し体制を整えることで音楽イベントは開催できます。

正直大変なところもありますが、それをやるだけの価値はある！と実感しました。

今後も音楽のコンサート・イベントをを展開していきますので、よろしくお願いいたします！

＜6月22日追記＞

当日ご取材いただいたメディアなどのニュース・記事が公開されています。カワサキミュージックキャストとしては初めてYahoo!ニュースにも載りました！

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平和公園コンサートの記事はこちら

tvkテレビ神奈川
平和公園コンサートのニュースはこちら

ほか、神奈川新聞の６月２２日号にもカラー写真付きで掲載されました！